私は韓国語を勉強しているんですが、もう1年くらい前になるでしょうか、スピードラーニングを買ってみました。
あ、すいません、英語版じゃなくって韓国語版を聴いているんですね。
そしてさらに、正規に購入したのではなくて、中古品です。
スピードラーニングは、無料視聴があるとCMしていますが、まず1回目の分を購入し、それに無料用の視聴CDが付いてきます。
その無料CDのみ開封し、聞いてみてから買うかどうか考えるんですよね。
でも、もう1回目の分は届いてしまっているので、買わない場合は返品ということになります。
まぁ、たいていの方は、少なくとも1回目の分は購入してしまうということがほとんどなのではないでしょうか。
スピードラーニングが初めて登場した頃は、英会話のが欲しかったんですが、このシステムを見て断念しました。
初回は1万円くらいの値段なんですね、当時はもう少し安かったような気もしますが、気のせいかも。
スピードラーニングは、ぶっちゃけどうか?
韓国語の1巻と2巻を買いました。CDと会話が書いてあるテキストのセットです。
1巻は挨拶などが多い会話です。
まず、初めて聞いたときは「ハングルが読めます」くらいだったので、正直、挨拶すらも何を言っているかわかりませんでした。
ですが、なんだかちょっと聞きやすかったんですね。
いつも使っているテキストの会話はあまり聞く気がしなかったんですが、こちらはなぜか聞きやすい。
それで、理由なんですが、私の場合は、BGMに何か効果があるのかなと思いました。
BGMの音楽が静かに流れているんですが、それと会話、というところに聴きやすさがあるのかなと。
韓国語の1巻ですが、登場人物が5人います。
日本人A(韓国に行った女性)、韓国人の友達B、韓国人の友達の両親C・Dと弟Eです。
最初は、日本人女性Aと韓国人女性Bの会話、その後、それにBの母Cが混ざってきますが、今誰が話しているのかわからないことが多々あります。
しばらくして気づいたのですが、実はこれは1人の人が声色を変え読んでいるのではないかということです。
で、韓国人のお父さんDと弟Eも実は1人?
まぁ、1人が読んでいてもダメじゃないかもしれないんですが、初心者からしてみたら、それぞれ声の質が違う人をそれぞれ配役してもらった方がわかりやすかったなと思いました。
今も時々聴きますが、買ってよかったと思う点もあります。
韓国語をある程度独学で勉強していると、やっぱり実際の会話ってどんな感じなのかなって思いますよね。
ヒアリングのCDがついたテキストは多いですが、ペラペラと延々会話が入っているのはかなり少ないと思います。
たいていは、読み物や練習用の短い文章、会話があっても勉強中の文法を使った短いやりとりなどです。
なので、どんな感じで会話しているのか?というのが案外わからなかったりするので、その点はほかにはあまりないものな感じがします。
スピートラーニングだけで話せるようになるか?
私たちが子供の頃、会話をし始めるときは、まず文字を書いて、「あ」と書いて読んで、「あたま」「あおい」「あひる」と覚えて、「あたまのあおいあひる」「あたまのあおいあひるがいました」なんて勉強してから、お母さんに、あたまのあおいあひるがいました。なんて言うわけじゃなくて
お母さんが話しているのを聞いて、真似をしているうちに、こういう時はこう言うんだなと覚えていくんだと思います。(たぶん)
で、後から、実は「あ」はこう書くのよ、って教えてもらいます。
それを考えてみると、会話を聞いているうちに覚えていくということは、それほどおかしなことでもないと思います。
で、意味がわかんなきゃわかるわけないじゃんっていうのは、実は1巻につきCDが2枚あり、日本語+韓国語というのがあるので、ある程度の意味はわかります。
ただ・・・
どこからどこまでが「あたま」の意味で、どこからが「あおい」で、どこまでが「あひる」かわからないので、もう少し簡単なものからはじめると、いいのかなと思います。
「あかるいな」「ひとつにわけるよ」「たいへんたいへん」的なところからですね。
でも、そういう作りじゃなくて、ある程度のレベルから始まっているということは、ある程度勉強している人向けなのかなと思います。
あ、そういえば、韓国語は日本人は全くわからないところからスタートですが、ある程度の大人の場合、少なくても英語の勉強は6年くらいはやっているはずなので、そういう意味では英会話は、流して聞くといいのかも。
ですが・・・まぁ実はそれほど簡単なことでもなく、韓国語でも難しいのがリエゾンで、
リエゾンとは、ある単語の最後の子音と次の単語の母音がくっついて発音される現象のことです。
1個1個の単語の音は分かっても、次にくる単語、接続詞などによって、語尾の音が変わってくるので、わかっている言葉なのに何を言っているのか突然分からなくなる。
でも、これを克服するには、やっぱりたくさんの言葉を聴くことしかないので、やっぱり聴くということは大事ということになります。
私は、最初にハングルを書いて覚えていたので、書くのは得意で、読めるけど、会話になると何を言っているのかサッパリなんです。
みなさんどうかわからないですが、私にとってはこの「聴く」ということが面倒なことになってしまってるので、スピードラーニングはかなり合っている方の人だと思います。
とにかく、わからないから聴くのが面倒なので、少しでも聴きやすいものを聴くこと、そのひとつとして、最近スピードラーニングはいいかもなぁと感じるようになってきました。
更に、もう少し会話が聞こえるようになってきたら、もっと欲しくなるかもしれないです。