とても綺麗だし、私にもできそうと予々思っていたハーバリウム。
ハーバリウムは「植物標本」を意味する言葉。ドライフラワーなどを専用オイルに浸し、インテリアとして楽しみます。
私も手作りしてみました。
いつもそうなんだけど、「こういうのが作りたい」って思ってから、やってみるまでに何ヶ月もかかる私。
その間、かなり少しずつ材料を集めてるんですよね。
今回は、持っていた材料は実家で栽培しているラベンダーだけ!
ラベンダーで作りたいなって思ってから、半年くらいかな。
つい先日、ちょうど良いビンが見つかったので、やっとやってみようという気持ちになりました。
どんなモノができるかわからない、こんなときは・・・そう!百均(頼りになる~)
今回は、手持ちのもの以外は全部百均で作ってみますよ。
百均ってすごいねー。ハーバリウムの材料まで売ってるなんて。
ハーバリウムの材料(百均で揃える)
さて、では、ハーバーリウムを作ってみるのに、どんな材料が必要なんでしょう。
まずは植物標本というくらいなので、植物から。
メインの花は、私がこのなく愛するラベンダーに決まってる。
これは実家で栽培しているもの。毎年収穫してドライフラワーを作っています。
ラベンダーだけだと寂しいので、ほかにお花がないか探してみました。
ドライフラワーを見つけられたのはセリアだけ。
ハーバリウム専用に用意されているようです。
今回は、モノトーンっぽくしたかったので、ラベンダー以外は白にすることにしました。
左側がハーバリウム用ですが、他は色付きだったので、右側はヘアアクセサリーのところにあったドライフラワーのようなものを買ってみました。
これを髪に飾るなんて。たぶん浴衣用なんだろうけど、不思議なモノが売ってますね。
これを丁寧にほぐして、こんな感じバラバラにしてみました。
そして、ハーバリウムといえば容器とオイル。
ドライフラワーを入れる容器は、お店によって、いろいろなものが売ってます。
私が買ったのは、10cmくらいの高さのガラスのビンです。
これはキャンドゥで見つけました。
どこの百均にも、たぶんハーバリウム用に用意された細長いフタ付きビンが売ってます。
プラスチックが多いんですが、今回はガラスというところが気に入りました。
ガラスは落とすと壊れる危険があるので、プラスチックも良いと思います。お好みで。
最初は、ガラスの容器でコルクの蓋が付いたものに、ラベンダーだけ入れて、ダイソーのベビーオイルで作ってみました。
なんか、危ないなって思っていたんですが、すぐに落としてしまって、オイルを全部床にぶちまけました。
こんな大惨事になってしまうので、蓋はキッチリ締まるものをオススメいたします。
ハーバリウム専用のオイルは、流動パラフィンです。
こちらはセリアので45ml入り。
これを2つ買って帰ったら、キャンドゥの容器の容量が奇跡の90ml容器でした。
あと、絶対持っていたほうがいいのが、ロングピンセットです。
こんな10cmくらいのものでも、お花を丁寧に入れようと思ったら、結構な手間でした。
ピンセットは使うかどうかわからないけどとりあえず買ってみてよかったです。
これがなかったら、作れなかったでしょう。
ホントに手作りのものが売っているところで見たら、650円で売っていました。
同じ品質ではないと思いますが、セリアでは100円ですので、是非買ってください。
ハーバリウム作ってみよう!
さて、早速作っていきましょう。
ビンの中に、バランスを見ながら花を入れていきます。
お花はある程度高さがあり、足元がスカスカになるので、小さく切った花を足元に敷きました。
花は、何度か入れてみたんですがバランスが難しい。
適当に入れると、なんとなくバラバラとしていて、格好よくないです。
あと、ラベンダーは、花の小さなつぼみに触るとすぐに落ちます。
思ったより難しい花材でした。
ビンの底に、つぼみがいっぱい落ちてしまいました。(スルー)
ラベンダーを入れてから、白い花をあしらってみて、足りない部分にはまたラベンダーを足していきました。
クルクル回して、どこから見てもバランスよく見えるように調節します。
適当ですけどね。
花の位置が決まったら、オイルを注ぎます。
袋に入っているので、端っこをちょっとだけ切って、花が動かないように静かに注いでいきます。
ベビーオイルよりもモッタリとした感じのオイルです。
完成でーす。
ラベルを輪ゴムで付けてみたw
ダイソーで、リボンやプレゼントを結ぶための紐なども買ってみました。
ハーバリウムを作って思ったこと
花材ですが、オイルを入れると、少し黄色っぽく発色するような気がするので、モノトーンで作るときは、真っ白な花材を使ったほうが綺麗かもです。
お店には売っていない、自分好みの色彩や花で作れるのはいいなと思います。
ドライフラワーは量的にそれほど使わないので、百均で探せると良いですね。
もし無いと、ドライフラワーは値段が高く、こだわりつづけると材料費が高くなりそうです。
既製品を買ったほうが安くなってしまう・・・といったことが起こってしまうかも。
しかも、ガラスの瓶に入った完成品のハーバリウムが、ダイソーで200円で売っていたので、ちょっと飾ってみたいという人はそちらで十分な気がします。
ハーバリウム作りが一番合っているのは、花を自分で用意できる方ですよね。
花以外は、百均で揃えられるので。
実家には花畑があるので、今年は花を少しずつドライにしておこうと思いました。
使いたいのは、かすみ草、ニゲラ、スモークツリー、紫陽花などです。
ハーバリウム用のオイルも、けっこう高いです。
こちらはダイソーで見つけた専用オイル。
50mlです。
キャンドゥにもあって、40ml入りの気がしました。(違ってたらすいません)
容器は、細長いモノに入っているのが一般的ですが、自分でやるなら、背の低い口の広いビンで作ったほうが簡単です。
母にも作ってあげようかなと思ったので、次はこれに作るつもり。
たしか、プリンかなんかが入ってたビンで、コロンとして可愛いので取っておいたのだ。
雪をこいでいけば、庭には紫陽花の勝手にドライなどがあるはずなので、取ってきて作ってみようと思います。
追記
家にあったドライを使い、プリンのボトルで作ってみました。
上から写すと、「ザ・蓋」って感じになってしまいます。スイマセン。
材料は、ノコンギク、水無月アジサイ、ナナカマドの実です。
ピンクがかった花が水無月アジサイ。
タンポポの綿毛のようなのがノコンギク。
ナナカマドの実は、街路樹のもの(落ちていた実)を使いました。
先日セリアで買った白い花材も少し使っています。