私の母は70代ですが、もう何十年もシャネルの仕上げ用のパウダーを使っています。
一度買うと2年くらいは持ってしまうのですが、先日なくなったので買いに行きました。
色番を調べて言ったら、たまたま前回買った時期だけの限定の色だったようで、それに近い色のものをすすめてくれたそうです。
母は、知人に色が白いと指摘されたのを、白塗りになっていると指摘されたと思い込んでいて、あまり白めの肌を作ることに抵抗があるみたいです。
イマドキは、美白信仰みたいのもあって、化粧品カウンターでは少し明るめの色を進められることが多いので、母はそのことが気になってたようです。
ですが、シャネルのBAさんは、最初に推したものをすすめるばかりで、タッチアップなどもしてくれなかったようです。
母も、言うことを聞いて、そのBAさんのおすすめの色を買って帰ってきました。
帰宅して紙袋を開けると、小さなメッセージカードが入っており、いかなる理由があっても、返品などは致しませんと書いてあったそうです。
さすがシャネル、最悪です。
本当にさすがとした申し上げようがありません。
お肌に合わない場合など、お取替えしますのでいつでもどうぞというのが一流の化粧品会社ではないのでしょうか。
最近は、クレーマーなどもいるので、確かに先手を打ちたくなる気持ちはわかりますが、こういう対応をされたら、皆様いかがでしょうか。
私は、20代の頃は、かなり憧れてシャネルの化粧品を買いました。
買ったというか、つぎ込んだという方が適切かも知れない。
お金をたくさん使ったということよりも、若くて少ししかお金がないのに、当時すごく高価だったシャネルの化粧品が欲しくて、頑張って買っていたものだ。
当時は、本当に尊敬してしまうような美容部員さんもいた。
あるとき、私が本当にお世話になった美容部員さんが辞めたあと、シャネルにアイブローを買いに行ったら、ブラウンとグレーの2色を勧められた。
1本でも一般的なものよりも高かったので、なんとかお金を捻出して買いに行ったのだが、BAさんが2本買えと強くすすめてきました。
それでも2本はどうしても買えなかったので、どちらかの1本を買うことにしたら、それが面白くなかったらしく、ものすごい対応をされた。
それでも私は商品を受け取ってきたのですが、そのとき、そんな態度の店員から買わない!と言って、やめてくればよかったと思った。
それで、私はシャネルの品質を見たなと思いました。
それ以来、シャネルのことはあまり好きじゃなくなった。
最近、コンパクトなどを買いに行き、BAさんも若いけどまぁ普通で、こんなもんだよねという感じでしたが、今回のことを聞いて、やっぱりもう終わったなと思いました。
もっとやる気があり、高品質で、お客様目線の化粧品会社はいくらでもある。
もうシャネルだからいいという時代は終わったんだ。